こんにちは!るんです。
先月宅建士試験に受かったので、登録実務講習を受けに行ってきました。
今日はその時の体験を共有します。
申し込みするスクールで迷う
宅建の登録実務講習はたくさんのスクールで開講されています。
大手予備校のTACや大原、日建学院などではもちろん、予備校以外にも法定講習を専門に扱っているスクールなど様々です。
あまりにも数が多いし、それぞれのサイトの説明を読んでも違いがわからない。
そりゃそうです。
登録実務講習は、国の決めた要項に則ってカリキュラムが組まれるので、各スクールの個性なんて出しようがありません。
私は説明を読むのを途中で諦めて、価格だけ比較していくことにしました。
大手予備校は軒並み22000円です。
高いのか安いのかわかりませんが、宅建士試験の受験料もすでに払ってるし、宅建士証を申請するにも費用がかかります。
ここは、より安価なところが正義に違いありません。
そうしてたどり着いたのが私が今回講習を受講した『日本ビジネス法研究所』でした。
日本ビジネス法研究所の登録実務講習の金額は2日で15000円でした。
これはまだ合格がわかる前の11月後半に申し込んだ早割適応後の値段で、時期により変動するようです。
早速サイトに従って申し込みを済ませ、受講料を振込みました。
受講料を振り込んだ後はそれがわかるものをメールで添付します。
そして宅建士合格通知が来たら、それを写真で添付してまたメールで送ります。
普段Amazonでの購入手続きに慣れている身からすると、結構ややこしい…。
でも15000円で受けられるならやるしかありません。
こうして、振り込みメールもして、残す手続きは合格通知のメール添付だけになりました。
12月に入り、ネットで合格はわかったものの、不在がちで合格通知をなかなか受け取れず、9日になってやっと手にすることができました。
その日のうちに日本ビジネス法研究所に合格証書の写真をメールで送信しました。
そうしたら、私が希望していた日程が埋まってしまったとの返信が。
どうやら合格証書の提出をもって、申し込み完了=日程確定だったようです。
振り込み完了時点で日程押さえられたと思って予定をくんでいたので、1月のスケジュールを再調整することになりました。
申込、振込、合格証書の3点を全て提出したら予約が完了する。
教材と事前学習
合格証書をメールして1週間ほどで教材が届きました。
・登録実務講習テキスト(B5)
・登録実務講習通信演習課題(A4)
・登録実務講習視聴覚教材(DVD)
2冊の冊子をパラパラめくっていると、通信演習課題に答えを一通り書き込めば、講習2日目の試験の際にちょうどいいカンペになることがわかりました。
そのまま約3週間何もせずただテキストを熟成させ、講習前1週間で通信演習課題を終わらせました。
この課題は、講習で提出したりはしませんが、試験で抜群に役に立ちました。
ほぼそのまま、試験に出たのです。
しかも講習で特に大切な問題はどれかを教えてくれます。
通信演習課題は全部で115問で、カンペを作るのに結構時間はかかりましたが、
その分テストで活躍しました。
私の受けた回は、通信演習課題の中から20問の○×問題が出題されました。
ちなみに、DVDの方は全く使いませんでした。
「視聴覚教材」と名を打ってありますが音はありません。
パワポのスライドを再生したような映像が流れます。
全部見ると、多分講義の概要がわかります。
また、上記の3点に加えて、講習1日目に下記の4点が配られます。
・登録実務講習演習編(A4)
・登録実務講習資料編(A4)
・参考資料標準書式(A4)
・民法大改正のポイント(B5)
講習ではテキスト・演習編・資料編の3冊をメインで使いました。
通信演習課題をやっておくと後がラク。
講習当日の様子
講習当日は9時からスタートです。
私が選んだお茶の水会場は、90名定員の貸会議室に、時節もあってか50名前後の受講者でした。
テキストに沿って講師の方が授業し、その後に資料を見ながら1人で演習する、というサイクルで進んでいきました。
他のスクールのクチコミでは、「グループ演習があった」というところもあるようですが、日本ビジネス法研究所の講習ではグループ演習はありませんでした。
(それかもしかしたら、時節上なかったのかもしれません。)
講義の内容は、主に重要事項説明書書と契約書の作り方、またそれにあたっての情報の集め方、登記簿の読み方などでした。
私は不動産業界はほぼ未経験なので、10月の試験より実践よりの内容は面白かったですが、
すでに不動産業界(特に売買の仲介)にお勤めの方は業務でやっていることのおさらいのような時間なのかもしれません。
講義の時間は9時〜17時。
1〜2時間ごとに1分間の休憩がありました。
そして12時頃から1時間昼休みがありました。
1日目は1日中講義と演習、2日目は15時半ごろ講義を終え、制限時間1時間の試験を終えた人から流れ解散という形でした。
試験は○×問題20問、単語記入の問題が10問で、それぞれ8割以上の正答率で合格です。
試験中は自由にテキスト参照できますが、講義を聞いて演習を真面目にやらないと引っかかる問題もあります。
試験時間は1時間ですが、早い人だと20分で提出し採点してもらっていました。
私はというと、のんびりやって40分時点で提出。
無事合格して帰宅する頃には3分の1〜4分の1の人はまだ試験をしていました。
修了証書はその場で採点後すぐにもらえるので、翌日にでも宅建士証の発行申請の手続きに行くこともできます。
試験は講義を真面目に受ければ簡単。
まとめ
値段で選んだ講習は、果たしてどうだろうかとドキドキしていましたが、内容はとても興味深かったし、修了証書もきちんともらうことができました。
デメリットをあえてあげるとすれば、
申込に振込とメールのやりとりが必要で、少し煩雑なくらいでしょうか。
「申込は頑張れるから少しでも安い方がいい!」という方は、
大手予備校ではなく日本ビジネス法研究所で宅建士登録実務講習を受けてみてください。
以上『激安の宅建士登録実務講習を受けてみた【日本ビジネス法研究所】」でした。