こんにちは! るんです。
家で使っている炊飯器がとても使い勝手が良いので、
今回はこの炊飯器の紹介をしていきます。
それはタイガーが出しているtacook(タクック)と言うシリーズの炊飯器です。
この炊飯器なんと、炊飯と料理が一度にできてしまう優れものなのです。
私の使っている製品はこちらです。
この記事は、
という方に、参考になる情報が詰まっているので最後まで読んでいってくださいね。
どんな人に向いてるか
tacookの炊飯器はどんな人に向いているのでしょうか。
本当は少しでも自炊をする人には全員に勧めたいところなんですが、
それだとあまりにも大雑把すぎるのでどんな人におススメかをリストアップしました。
【使ってみた方が良い人】
- 一人暮らしで1口コンロしかない人
- 仕事から帰ってきてご飯を作る気力がない人
- 手間をかけずにバランスの良い食事をとりたい人
- 野菜や豆をよく食べる人
- 自動調理家電に憧れはあるけど置くスペースのない人
反対に、こんな人にはおススメできません。
【使う必要がない人】
- 土鍋炊飯派の人
- 蒸し料理が苦手な人
- その時の気分で何を食べるかを決めたい人
tacookの特徴を簡単に紹介
この炊飯器の特徴は、
クッキングプレートと言う炊飯器の上に乗せられる上皿が付いていることです。
このクッキングプレートに食材をのせておくことで、
ご飯を炊飯している間にでる水蒸気や余熱でおかずがもう一品作れます。
食材を入れてセットしておくだけでおかずが同時調理できるので、
料理を作る手間が省けます。
お仕事などで忙しい方にピッタリなのです。
クッキングプレートで作れる料理は、親子丼、牛丼、肉じゃが、カレー、ハンバーグ、麻婆豆腐、鯖の味噌煮、味噌汁など様々です。
ただ私はタイマー炊飯をすることが多いので、
お肉やお魚はセットせず、ほとんど蒸し野菜と蒸し豆を作るために使っています。
できた蒸し野菜は、そのまま食べてもいいですし、その他にも使い道がたくさんあります。
例えば、お椀に味噌と蒸し野菜を入れてお湯を注げばすぐに具沢山の味噌汁が完成します。
翌日の分を半分冷蔵庫で保管しておいて、
レタスの上にどさっと乗せればボリュームたっぷりのサラダの完成です。
たくさん働いて帰ってきた日でも、炊飯器でご飯と野菜がほかほかになってるので、
後はお肉かお魚を焼いたり、それもできない日は納豆でもプラスすれば、
すぐにバランスの良い夕飯が食べられます。
もちろん他をを見れば、もっと多機能な自動調理器が何種類も売っていますが、高価で手が出しづらいんですよね。
ホットクックとかヘルシオのオーブンとかに憧れますが、50,000円とか100,000円とかポンと出せるものではありません。
また、調理家電が増えると置く場所に困るんです。
炊飯器を買わなければその分のスペースが空きますが、ご飯を鍋で炊くのもなかなか手間なので本末転倒になってしまいます。
tacookのメリット・デメリット
簡単に紹介するつもりが、
熱が入りすぎて長くなってしまいました…。
ここからはメリット・デメリットに分けて細かく見ていきます。
メリット
炊飯と一緒に野菜を蒸せる
tacookはその名の通り炊飯中におかずも作れることが売りの炊飯器です。
炊飯の蒸気で上皿(クッキングプレート)の食材に火が通る仕組みになっています。
付属のレシピも充実していて、クッキングプレートを使うレシピだけ数えても29品のレシピが載っています。
これだけでも、ほぼ1ヶ月毎日違う料理を食べられるので飽きることはないでしょう。
私はと言うと、このクッキングプレートはほとんど蒸し野菜を作るのに使っています。
なぜかと言うと、理由は二つあります。
一つはタイマーで炊飯をすることが多いので、季節によっては お肉を常温で置いておくことに不安があるからです。
野菜であれば、真夏でも1日ぐらい常温で置いておいたとしても腐ることはありません。
二つ目は炊飯のハードルが上がってしまうことを防ぐためです。炊飯器はそもそも、お米を炊くハードルを下げるためのものです。
スイッチひとつで火加減を気にせずに美味しいご飯が出来上がるので、日本での普及率は97.2%以上と言われています。(参照:https://www.zojirushi.co.jp/topics/kitchen_kaden.html)
お米を研いで、水をメモリまで入れて、スイッチオン。この手軽さが炊飯器の売りなのです。
それを、いくらおかずがもう逸品できるからといって、お米を研いだついでに、食材を切ってクッキングプレートに並べて調味料も計りながら入れて…となると、かなりの工程数になるのでお米を炊くハードルが一気に上がってしまいます。
ハードルが上がるとそれだけ行動するのが億劫になるので、自炊のサイクルが回らなくなってしまいます。
このハードルが上がるのを少しでも防ぐために、野菜を切るだけ・クッキングプレートには並べずにドサッと置くだけ・味付けもしないでシンプルな蒸し野菜を作るという方法に落ち着いています。
蒸し野菜にはその日に冷蔵庫にあった野菜を使います。
例えば、玉ねぎ・じゃがいも・ 人参・さつまいも・大根・キャベツなど何でも OK です。
野菜を切ってセットするだけで、一度も火を使わなくてもおかずとして食べられるので本当に楽です。
火を使うとその時間はキッチンに拘束されますが、炊飯器であれば放置してもオッケーなのでその分他の事に時間を使えます。
料理の手間が減って時短になる
tacookを使うと料理の手間が減って時短になります。
食材を火にかけている時間がまるまる浮くので、 他のことができますし、外出も出来ます。
また、ご飯を炊く度に蒸し野菜を作っておくと、蒸し野菜のストックができて、他の料理で野菜を使う時に既に火が通っている食材を使えるので時短になります。
もちろん蒸し野菜はそれ単体で立派なおかずになります。
ご飯の前に、味噌汁だけ作ればいい場合と、味噌汁とおかずと何品も作らなければならない場合と比べると、圧倒的に味噌汁だけの方が手間がかからなくてラクですよね。
帰宅後夕食が早く食べられる
tacookを使うと帰ってきてからすぐにご飯を食べられます。
一人暮らしや共働きの方は仕事から帰ってきてから、夕食をする元気がない方もたくさんいるのではないかと思います。
作るのが気力的に厳しくて、お惣菜やお弁当を買ったり、外食で済ませたりが日常的になってしまうと、健康に良くありませんし、食費もかさんでしまいます。
炊飯器でお米とともにおかずが出来上がっていれば、帰ってきてから作る必要がありません。
保温もされているので温め直す作業も不要です。
また、「帰ってご飯は何にしよう」と言う選択から解放されるので、脳の疲労も少し軽減されると思います。
疲れているときは糖質や脂質たっぷりのご飯を選びがちになりますが、それも防ぐことができます。
つまり、炊飯器1つで自分や家族の健康とお財布を守ることができるのです。
他の自動調理家電に比べてリーズナブル
自動調理家電は高額になりがちです。
例えば、SHARPのヘルシオ・ホットクックは単身用の小さなサイズのものでも45,000円近くします。
ファミリー向きの大きなサイズになると70,000円台後半です。
ちょっと手の出しづらい価格帯ですよね。
それに比べてtacookは単身用の3合炊きは8000円台、家族向きの5.5合炊きでも1万円台前半です。
もちろん、細かな機能はホットクックの方が充実していますが、「ほったらかしで料理ができたらいいな」という概念は同じです。
「自動調理家電ほしいな」と思っている方は、まずはtacookで料理の半自動化をしてみるのがいいかなと思います。
デメリット
クッキングプレートを使うとお米の炊ける量が減る
クッキングプレートを使う場合5.5合炊きで3合、3合炊きで1合しか米が炊けなくなります。
それは、炊飯器の釜の上縁にはまるようにクッキングプレートをセットするため、プレートの深さ分、釜の中のお米のスペースがなくなってしまうからです。
人によって一食で食べる米の量はそれぞれですが、例えばもし、いつも5.5合炊きの炊飯器で4合炊いているのであればクッキングプレートの利用頻度は少なくなってしまうかもしれません。
まあその場合でも、普通の炊飯器として使うには何の問題もないのですが…。
それと使っていて分かったことですが、炊き込みご飯などお米以外の具材を一緒に入れて炊く場合、5.5合炊きの炊飯器の場合で3合だったとしても、クッキングプレートは使わない方がいいです。
それは、後片付けが非常に大変になるからです。
お米が炊けないことはないのですが、具材の質量があるので下の炊き込みご飯の量が増えてクッキングプレートの底にびっしりご飯がつきます。
クッキングプレートに出来立てのおかずが乗っていると、水平を保ったまま裏を見ながら底にくっついたご飯をとるのはかなり手間ですし、労力を取られてしまいます。
ですので、5.5合炊きでクッキングプレートを使う場合は白米では3合まで、炊き込みご飯では2.5合までにするのをおすすめします。
お米を炊くハードルが上がる
クッキングプレートを使っておかずや蒸し野菜を作るとなるとただお米を炊くより少し工程が増えるので、心理的ハードルが上がります。
大げさに思うかもしれませんが、 私は仕事でヘトヘトだった時期は、 ただお米を炊くだけのことが気力を振り絞らないとできませんでした。
当然、その時期はクッキングプレートは全く使っていませんでした。
ただお米を研ぐだけで精一杯なので、 野菜の準備なんてできるはずがありません。
ですので、 疲れきってクッキングプレートを使えない時は、潔く棚の奥にクッキングプレートを突っ込んで、お米のみのために炊飯器を使いましょう。
ご飯が炊ければ、 納豆ご飯でも卵かけご飯でも、何かしらの簡単な食事を食べることができます。
似たようなコンセプトの商品集めてみた
私が愛用しているtacookはこちらの『tacook JKT-L100』という製品です。
とはいえ、私の使っている炊飯器は2年以上前に発売されたもの。
毎年リニューアルされているわけではないみたいなので、在庫切れになったら買えなくなってしまいます。
私としてはもうこの同時調理炊飯器が手放せないので、継続的に販売してほしい!と思っているのですが、こればっかりはわかりません。
そこで、同じような同時調理の機能がある製品のリストを作っておきます。
タイガー tacook TIGER JAJ-G550WN
tacookシリーズの単身用炊飯器です。
炊飯器とは思えないデザインで、かわいいですよね!
こちらは3合炊きなのでクッキングプレートを使うと一度に炊ける米は1合までとなります。
cheatcode 炊飯器
お弁当箱型の炊飯器です。
2段になっていて、お米が1合炊くのと一緒におかずも作ることができます。
普通の炊飯器よりコンパクトなので、炊飯器を置く場所のない一人暮らしの方でも使いやすそうです。
長期の旅行や出張で使っている方もいるようです。
東洋セラミックス 有田焼 楽楽エコカップ
こちらは家電ではないですが、容器ごと炊飯器に入れて一緒に火を通してしまおうという点では一緒です。
10㎝四方のカップなので、少量だけおかずを作りたいときにぴったりです。
まとめ
以上、タイガーのtacook JKT-L100について、おススメしてきました。
平日は家に帰り着いた時点で、HPが0、お腹もペコペコ。
そんな人にとっては神のような商品です。
気になった方はぜひチェックしてみてください!