こんにちは、るんです。
最近の世の中は予測できないことがたくさん起こって不安だな…。
いざという時のために食料備蓄を始めたいけど、頻繁に賞味期限がきたり、傷んでしまう食材だと面倒くさい。
長期保存できる食材はどんなものがあるのだろう?
なるべく健康的な食べ物を備蓄しておきたいな。
今回はこういった疑問に答えます。
長期備蓄できる食品はたくさんある
長期備蓄できる食品は意外とたくさんあります。
しかも、わざわざ災害用の非常食を買わなくても、日常で食べている食品の中にたくさんあります。
それは、賞味期限が3年から5年ある缶詰などはもちろんのこと、
普通に保存すると2か月程しか持たない白米などでも保存容器と保存方法を変えるだけでさらに長く劣化を防いで保存することが可能になるからです。
同じ乾パンでも、お菓子売り場に売っている袋入りのものは賞味期限が1年なのに対し、非常用の缶に入っているものは賞味期限が5年ですよね。
これは、缶の空気を脱気するとともに脱酸素剤を封入しているため、保存期間が伸びているのです。
確かに、いくら保存容器をかえて脱酸素状態で保存しても、長期備蓄に向かない食品もあります。
しかし、長期保存に向く食品もあるのは事実なので、実は長期保存可能な食品を表でまとめました。
ここでは、常温で5年以上保存できるポテンシャルのあるものを紹介しますが、賞味期限表示は度外視しています。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」表しているのに対して、
今回紹介するのは「命をつなぐための食料としての保存期間」だからです。
「命をつなぐための食料としての保存期間」はすべて、乾いた冷暗所に脱酸素状態で適切に保存した時の期間です。
私は賞味期限を5年過ぎた乾物の豆や、賞味期限を3年過ぎた缶詰の桃を食べて特に体調に問題はありませんでしたが、あくまでも自己責任で保存・飲食してください。
主食
白米 | 5年保存可能。賞味期限表示なし。 |
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アルファ化米 | 20年保存可能。賞味期限表示は約5年。 |
乾燥パスタ | 30年保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
押しオーツ麦 | 30年保存可能。賞味期限表示は約1~2年。 |
お肉・お魚
缶詰全般 | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
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野菜・豆
乾燥野菜 | 20年保存可能。賞味期限表示は約1~2年。 |
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乾燥豆 | 30年保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
缶詰全般 | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
加工品
梅干し(塩分15%以上) | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約6か月~1年。 |
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カレーなどの缶詰 | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
調味料
塩 | 30年以上保存可能。賞味期限表示なし。 |
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砂糖 | 30年以上保存可能。賞味期限表示なし。 |
味噌 | 5年以上保存可能。賞味期限表示は約6か月。 |
お酢 | 5年以上保存可能。賞味期限表示は約2年。 |
蒸留酒 | 30年以上保存可能。賞味期限表示なし。 |
油 | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約2年。 |
はちみつ | 30年以上保存可能。賞味期限表示は約2~3年。 |
食料備蓄を始める際の注意点は水分量
長期備蓄できる食品の見分けるには水分量に注目
長期保存に向く食品かどうかは、水分量に注目するとわかります。
食品の水分含有量が10%以下であれば、長期保存に向きます。
10%以下というのは、野菜であれば手でパリッと割れるくらいの状態を言います。
白米の水分含有量は15%程度といわれていますので、いくら脱酸素状態で保存しても1年ほどたったら様子を見るのがいいでしょう。
米であれば、アルファ化米(ほしいい・糒)であれば、20年もの長期保存ができるとされています。
また、油分が多い食品も長期保存には向きません。
例えば、乾燥肉(ジャーキーなど)やナッツ、玄米などです。
これは、酸化した油は体に害を与えるためです。
長期備蓄では乾燥した冷暗所に食品を保存する
食料の長期保存は湿気の少ない冷暗所ですると良いです。
光や温度・湿度は食品の劣化の原因になるからです。
「直射日光が当たらず、風通しがよく、温度と湿度が低く保たれている場所」が理想的と言えるでしょう。
高温多湿の夏が来る日本でそのような場所は家の中では見つかりにくいかもしれません。
しかし押し入れやクローゼットの中であればすのこを敷いてから食品を収納するなどの工夫で 保存環境を改善することはできます。
容器はペットボトルでも大丈夫
保存容器は飲み物を飲み終わったペットボトルでも大丈夫です。
洗って完全に乾いた物を使いましょう。
ペットボトルに保存したい食料と脱酸素剤を入れて封をします。
こうすることで食品を低酸素状態で密閉することができ、長期保存が可能になります。
また、アルミパウチ袋やジッパー付きのビニール袋などでも保存が可能です。
その際には、脱酸素剤対応の袋を用意しましょう。
管理が面倒くさい人には、塩・砂糖・サバイバルフーズがおすすめ
ここまでで長期保存できる食品とその保存方法などを紹介してきましたが、
「様々なことに気を使わなければならなくて大変そう。」とめんどくさくなってしまった方もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが塩・ 砂糖・サバイバルフーズです。
どういうことかと言うと、塩と砂糖は賞味期限がありません。
ですので1回用意してしまえばあとは放っておくことができます。
有事の際には、野草や川魚を取ってきて調理をする際に使えますし、塩はミネラル分の補給にも重宝します。
長く持つし、人々の生活に必要不可欠なものなので物々交換の対価にもなりうるでしょう。
サバイバルフーズは賞味期限が25年もある備蓄食品です。
合成保存料を使わず、フリーズドライ加工+脱酸素剤+缶の3つの組み合わせで長期保存を可能にしています。
自己責任ではなく、企業が食べられる期限を明記してくれているので安心ですよね。
味は下記の5種類です。
- 野菜シチュー
- チキンシチュー
- 洋風とり雑炊
- 洋風えび雑炊
- クラッカー
いろんな種類があって、有事の際も栄養補給の面だけでなく、メンタルの維持にも役立ちそうです。
特に非常時には、おいしい食事があるだけで、生きる気力がわいてきますからね。
サイズも大缶と小缶の2種類があるので、まずは気になった味を1缶買って食べてみてから備蓄用にそろえるか決めるのもいいのではないでしょうか。
塩・ 砂糖・サバイバルフーズの備蓄であれば、
そろえてしまえば、あとはほとんど手間をかけずに放っておくことができます。
災害や社会的な危機に備えて備蓄をしたいけど、何から始めていいかわからないという方は「塩・ 砂糖・サバイバルフーズ」と覚えて帰ってください!
今回は以上です。
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