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かいわれ大根育ててみたら簡単すぎた【栽培方法を解説】

 

こんにちは、るんです。

 

困っている人
困っている人

・かいわれ大根を育ててみたいけど、どうしたらいいのかわかりません。育て方を教えてください!

・野菜を育ててみたいけどお庭もプランターもない。こんな環境でも育てられるものはありますか?

 

今回はこういった疑問に答えます。

かいわれ大根は土がなくても育てられる

カイワレダイコンは水耕栽培可能な品種です。

なので、畑やプランター等の土がなくても育てられます。

何ならバルコニーさえなくても室内で育てられます。

都市部に住んでいると、プランター1つさえ置くのが難しかったりするので、室内で育てられるのは嬉しいですね。

 

しかも栽培期間は1週間〜2週間と超短期間です。

このため失敗しにくい野菜ともいえます。

「何か野菜を育ててみたくなったけど経験も場所もない」といった栽培初心者の方にもってこいの野菜でしょう。

 

また、栄養も豊富です。

かいわれ大根を食べることで、β-カロテンやビタミンE・K・B1・B2・C、葉酸などのビタミン、カルシウム、マグネシウムといったミネラル、食物繊維などを摂ることができます。

そのため、日常の生活で食べるのも良いですし、

災害用に種を保管しておくのもオススメです。

最短1週間で収穫できるため、レトルト食品や缶詰続きの食事では摂ることが難しい生野菜からの栄養を補給することができます。

もし災害用に種を保管しておくのであれば、平時である今、1回育ててみて、できるかどうか確認しておきましょう。

かいわれ大根の育て方

たった4つだけです。

全て新しいものを買っても500円前後で済みます。

種は、ホームセンターが園芸用品店、Amazonなどの通販で購入できます。

その他の用具は100円ショップで購入できます。

 

 

と言っても私は、種以外は全て家にある古いものを使いました。

ペットボトルじょうろは、500mlペットボトルの蓋に目打ちで穴をあけて作りました。

 

【育て方】

1.タッパーの底にキッチンペーパーを敷きます。

 キッチンペーパーは最低でも3キッチンペーパーが最低でも3〜4枚の層になるように畳んでタッパーの底にちょうどいい大きさにします。

2.1のキッチンペーパーを湿らせます。

3.湿らせたキッチンペーパーの上に種を置きます。この時、種は重ならないように置きましょう。

4.種を置き終わったら、その上から霧吹きで水をかけます。

5.暗い場所で1日保管し、再度霧吹きで水をあげます。

 暗い場所が見つからないようであればアルミホイルでタッパーに蓋をしても大丈夫です。

6.5をカイワレダイコンが5cmほどに成長するまで続けます。

 毎日キッチンペーパーを十分に湿らせましょう。

7.5cmほどに成長したら、明るい場所に出して日光にあてます。

 植物はとっても素直で、放っておくと太陽のほうに曲がっていってしまうので、1日ごとにタッパーの向きを変えながら育てるとまっすぐ育ちます。

8.茎の長さが10cmほどに成長したら根元からハサミで収穫します。

実際に育ててみた

【1日目】

9月のある日、カイワレダイコンを育てることにしました。

数ヶ月前に種は買っていたのですが、すっかり忘れていました。

タッパーに種をまいて数時間後には、早くも1つだけ種の殻を破って外に出てきました。

【2日目】

翌日、ほぼ全ての種から芽らしきものが出てきました。

さきのほうは黄色がかっていますか、ほぼほぼ白いです。

こんなに早く、しかもほぼ全ての芽が出るなんてびっくりです。

【3日目】

根っこらしきものが生えました。

茎の方とは違って、細かくて白いふさふさの毛が生えています。

【4日目】

茎がぐんぐん伸びてきました。

一番長いのでは4cmほどあります。

明日には暗いところから出してあげてもいいくらいになってきました。

種をまいたときには、もっと高密度でまいたほうがいいかなと思ったのですが、成長するにつれて密度が高くなってきました。

【5日目】

毎日夜に写真を撮っていたのですがこの日は朝しか取れず、4日目から約12時間後の写真です。

今日の朝から日光浴び始めていますが、まだ葉っぱは黄色いままです。

背丈はぐんぐん大きくなります。

【6日目】

夜に撮ったので、5日目の写真から約36時間後の写真です。

葉っぱは緑になり背丈も10cmくらいになってきました。

今日1日カバーの向きを変えなかったので、全体的に西日が入る窓の向きに引っ張られるように斜めに育っています。

ここでタッパーの向きを180度回転しました。明日はどうなっているのか…。

【7日目】

昨日斜めに育っていたのが、今日は向きを変えたことでまっすぐに戻りました。

これまでと違って目まぐるしい成長が鈍化してきた感じがします。

背丈が10cm以上の数も増えてきたのでそろそろ収穫でしょうか。

【8日目】

今日は左端を少し収穫して使ってみました。

味はかいわれ大根そのものです。

生で食べると少しピリッとします。

少し火を通してみるとクセのない葉物野菜として食べることができました。

引き続き栽培している子たちは、自分の背丈を支えきれずに倒れてきています。

やはりもうちょっと高密度で育てたほうがよかったのかもしれません。

【9日目】

写真を撮り忘れました…。

長さはそんなに顕著に成長していませんが、茎が2つに分かれる子達も現れてきました。

【10日目】

倒れて直立できない子達がたくさんいて、カオスな状況になっています。

もうそろそろ全て収穫して食卓にのせようと思います。

 

まとめ

かいわれ大根は初めてでも簡単に育てることができました。

特殊な道具も必要ないのでローコストで始めることができます。

 

かいわれ大根を始めとするスプラウトは栄養が豊富ですし、短時間で手軽に育てられることから、普段遣いをはじめ、災害用備蓄としても良いのではないでしょうか。

災害時はレトルト食品や缶詰の摂取が多くなりがちなので、生野菜のありがたみはケタ外れに大きいことでしょう。

私も災害用備蓄の箱に種を2袋ばかり加えようと思います。

 

それでは。

 

かいわれ大根 1dl スプラウト中原採種場