るんらぼ
旅行|ハンドメイド|アトピー|知りたい情報がここにある。
アトピー

ふんどしパンツが気になる人のための全知識【保存版】

こんにちは、るんです。

困っている人
困っている人
・ふんどしパンツってなに?
・ふんどしパンツってどんな種類があるの?
・ふんどしパンツってどんなところがいいの?

今回はこういった疑問に答えます。

ふんどしパンツとはどんなもの?

最近にわかに人気が出てきているふんどしパンツ。
ふんどしショーツ、ふんパン、ふんティとも呼ばれています。

『ふんどし』と名前がつくと、昔ながらのあの四角い布をイメージしがちですが、
全く違います。

普通のショーツのような形をしているものが主流です。

ふんどしパンツの定義は、一言で言うと
『締め付けフリー』です。

どういうことかというと、
普通のショーツはウェストも足の付け根(鼠蹊部)もゴムが入っており、本体の生地も伸縮性があるので、履くと体にきゅっと密着します。
お風呂の鏡で、自分のおなかやおしりにゴムの跡がくっきりと残っているのを目撃している方も多いのではないでしょうか。

それに対してふんどしパンツは、

・足の付け根(鼠蹊部)にゴムが入っていません。
・ウエストはヒモのタイプとゴムのタイプがあり、選べます。(詳しくは次章で説明します)
・本体の生地は伸び縮みせず、体より大きめに作られています。

こういった特徴があり、
『締め付けなしの軽い履き心地』が実現できる下着です。

一般的なショーツとふんどしパンツの関係に似ているのは、
ブラジャーとブラトップの関係です。

ブラジャーはピタッとしたホールド感があるのに対して、
ブラトップはふんわり包まれている感じですよね。

ブラトップは10年前から比べ物にならないほど爆発的に広まりました。
今やブラトップを1枚も持っていないという人の方が珍しいのではないでしょうか。
それだけあの『ラクで軽い付け心地』が支持されたということです。

ふんどしパンツもこれからそんな感じで受け入れられていくことでしょう。

ふんどしパンツの代表的な種類3つ

ふんどしパンツは大きく分けて3つの種類があります。

①パッと見ショーツタイプ
②ハイレグタイプ
③ザ・ふんどしタイプ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

①パッと見ショーツタイプ

ふんどしパンツ ぱっと見ショーツタイプ

参照:Creema

パッと見ショーツタイプは、履いた形はショーツに似ています。

ですので、ふんどしパンツ初心者の方でも抵抗なく履くことができます。

普通のショーツと違うところは、生地自体に伸縮性がないこと、鼠蹊部(足の付け根)にゴムが入っていないことです。

ウエストはゴムが入っているので、着脱の手間はありません。

②ハイレグタイプ

ふんどしパンツ ハイレグタイプ

参照:楽天

ハイレグタイプは前後はショーツの形だけれど、脇の布はウエストの紐のみといった作りになっています。

脇の布が少ないので、①のパッと身ショーツタイプよりもさらに鼠蹊部(足の付け根)の開放感があります。

ウエストは紐のタイプとゴムのタイプの両方が出回っています。

紐のタイプは、着脱時に紐を結ぶので多少の手間は必要ですが、
「鼠蹊部だけでなくウエストもゴムの締め付けから解放されたい」という方にぴったりの形です。

③ザ・ふんどしタイプ

ザ・ふんどしパンツ

参照:楽天

 

ザ・ふんどしタイプは紐に四角い布が付いている、古典的な形です。

「ふんどし」と言われて、多くの人がイメージする形ですね。

ウエストは紐を結ぶタイプが多いです。

ふんどしパンツ上級者は②か③を好む傾向にあります。

ふんどしパンツでQOL爆上がりする人はこんな人

ふんどしパンツは、ブラトップと同じく多くの人のQOL(クオリティオブライフ)を上げてくれるアイテムです。

中でも特にふんどしパンツをおすすめしたい方はこんな方達です。

冷え性・むくみやすい人
デスクワークメインの人
デリケートゾーンが蒸れて痒い人
アトピー性皮膚炎の人
鼠蹊部の黒ずみが気になる人

1つずつ見ていきましょう。

冷え性・むくみやすい人

冷え性やむくみが気になる方は、血液やリンパ液の流れが滞ってしまっている場合が多いです。

なぜ滞りが起こるかというと、原因のひとつにショーツの締め付けがあります。

指の付け根に輪ゴムを巻き付けたら、指に血液が行かなくなって痺れてきます。

それをイメージしてもらえれば、鼠蹊部(足の付け根)をショーツのゴムの締め付けが足が冷えたりむくんだりする原因だとわかると思います。

デスクワークメインの人

デスクワークメインで、1日中座っている方にもふんどしパンツはおすすめです。

鼠蹊部(足の付け根)は、立っている時よりも座っている時のほうが太くなります。

ウエストのサイズが、力を入れてる時と気を抜いてる時で差が出てくるのと一緒です。

太くなった鼠蹊部に対して、ゴムの長さは一緒なので、締め付けが強くなります。

そうすると血流が悪くなります。
血流の悪さは、冷えやむくみに直結します。

デリケートゾーンが蒸れて痒い人

蒸れというのは、水蒸気の逃げ場がなくてその空間に充満してしまった時に起こります。

一般的なショーツは、3つの穴全てにゴムが入っているのでショーツの中は密閉されたような状態になりがちです。

ふんどしパンツにすると、鼠蹊部にゴムが入っていないのでショーツの中が密閉されず、蒸れにくくなります。

特に夏場や、冬にタイツを履く場合に大きな差を感じるでしょう。

アトピー性皮膚炎の人

アトピーの原因は人それぞれですが、ショーツの当たる部分に症状がある場合は、ふんどしパンツにする事でかなり生活が楽になります。

炎症がある皮膚には、布の摩擦でさえダメージになるからです。

また、ゴムなどの伸び縮みする布地は化学繊維でできていることが多いので、それも症状を悪化させていることがあります。

私自身もアトピー持ちなのですが、ふんどしパンツとブラトップで普段の生活が500%くらい快適になりました。

鼠蹊部の黒ずみが気になる人

鼠蹊部の黒ずみは、摩擦によって起こります。

普段皮膚を擦っている覚えがなくても、実は歩くたびにゴムが擦れているのです。

もし1日10000歩歩いていたら、少なくとも10000回擦れていることになります。

恐ろしいですね!

ふんどしパンツを使えばそれがなくなりますから、黒ずみ対策に役立ちます。

今までの蓄積が薄くなるのは個人差があると思いますが、これから、これ以上黒ずみを作りたくない人は履いていて損はないでしょう。

ふんどしパンツのメリット・デメリット

ふんどしパンツのメリット・デメリットはこのようになっています。

ふんどしパンツのメリット

解放感がすごい
体に優しい
意外とラインが響かない

ふんどしパンツのデメリット

はじめは違和感がある
探すのが大変
割高感がある

1つずつ見ていきましょう。

ふんどしパンツのメリット

解放感がすごい

足回りの解放感がとにかくすごいです。

動きの自由度が増すので、歩くときも1歩1歩が広がったような実感があります。

これは考えてみれば当たり前で、コルセットをぬいだようなものだからです。

中世のドレスに必須だったコルセットを日常でつけている人はほとんどいません。

現在コルセットが登場するのはウエディングドレスを着るときくらいでしょうか。

コルセットを付けながら仕事したり、勉強したり、家事したり、友達と遊ぶのは窮屈すぎてイメージするだけでうんざりしてしまいます。

体に優しい

ふんどしパンツを履くと下半身の締め付けがなくなります。

その結果、血液やリンパ液などのめぐりがよくなります。

めぐりがよくなると、新陳代謝がよくなり体内で新しいものと古いものの入れ替わりが進むので、ちょっとした体調不良が出づらくなります。

病気とまではいかないけど、冷え・むくみ・ちょっとした腹痛や皮膚のかゆみなどが改善したという報告もあります。

意外とラインが響かない

「ぴったりしていないと、ラインが響かないか不安…」

そう感じる方もいるかもしれませんが、意外や意外、普通のショーツとラインの響き具合は変わりません。

それどころか、鼠径部(足の付け根)にゴムが入っていないためゴムの厚み分薄く作ることができるので、ものによってはふんどしパンツのほうが響かないということさえ起こっています。

前述した「ふんどしパンツの代表的な種類3つ」のうち③のザ・ふんどしタイプだけは試したことがないので不明ですが、

①パッと見ショーツタイプと②ハイレグタイプは「響くのではないか」という心配はあまりしなくて大丈夫です。

 

ふんどしパンツのデメリット

メリットがたくさんあるふんどしパンツですが、デメリットもあります。
下記いろいろとありますが、一言でいってしまうと『参入障壁が高い』ということです。

はじめは違和感がある

普通のショーツに慣れていると、初めのうちはふんどしパンツだとかなりの違和感があります。

「食い込んでしょうがない」とかそういうずっと不快な違和感ではなく、
「あれ、下着履いてるっけ?」という一時の錯覚で起こる違和感です。

はじめは不安になる回数も多いかもしれませんが、1週間くらいで慣れます。

例えば初めてブラトップを着けた時の「あれ、こんなに軽くて大丈夫かな」という一抹の不安に似ています。

ブラトップと同じように、慣れてからはどんどん快適さが身に染みると思います。

探すのが大変

現状、ふんどしパンツを店舗で探すのは至難の業です。

ふんどしパンツのふの字見つからないと思います。

自分から検索してオンラインで買うのが一般的です。

代表的なのは
・楽天の「ジェランジェ
ニッセン
・ハンドメイドマーケットの「Creema」や「minne
です。

気になる方は見てみてください。

割高感がある

一般的なショーツは、最安値で買おうと思ったら2~3枚1000円という破格で見つけることができます。

一方でふんどしパンツは安価なものでも1枚1000~2000円程度します。
服を買うとなると1000円は安いですが、下着だと高いと感じてしまうから不思議です。

おそらくこの価格は、素材と布面積が大きく影響しているのかなと思っています。

ふんどしパンツにたどり着く人って、体に何らかの悩みを抱えている人が多いのです。

それをくみ取るようにふんどしパンツの素材って「オーガニックコットン」「ダブルガーゼ」「シルク」などの体に優しい素材を使っています。

それと布自体が伸びないので、使う布面積が広くなります。

一般的なショーツとふんどしパンツを平面において比べてみると、2倍以上布を使っているのではと思うくらい大きさが違うのがわかります。

つまりいい素材をふんだんに使っているということなので、この価格差は仕方ないのかもしれません。

まとめ

ここまでふんどしパンツの特徴やどんな人におススメなのかを紹介してきました。

ふんどしパンツ3タイプ

①パッと見ショーツタイプ
②ハイレグタイプ
③ザ・ふんどしタイプ

ふんどしパンツをおすすめしたい方

冷え性・むくみやすい人
デスクワークメインの人
デリケートゾーンが蒸れて痒い人
アトピー性皮膚炎の人
鼠蹊部の黒ずみが気になる人

ふんどしパンツのメリット
解放感がすごい
体に優しい
意外とラインが響かない

ふんどしパンツのデメリット
はじめは違和感がある
探すのが大変
割高感がある

この記事でふんどしパンツを少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。
では。