るんらぼ
旅行|ハンドメイド|アトピー|知りたい情報がここにある。
アトピー

【アトピーの新しい改善法】熱刺激やったらかゆみも皮膚炎も良くなるよ

こんにちは!るんです。

今回はアトピーによく効く「熱刺激」を紹介します。

熱刺激は、『たった5分で体が変わる すごい熱刺激』(井本邦昭著)という本を読んで知りました。

これは私の経験ですが、この熱刺激を実践すると、

かゆみを感じた時にかかずにかゆみを抑える事ができます。

また、続けていると皮膚炎の治りも良くなります。

家にあるものだけで簡単にできて、

効果も抜群なので、是非試してみてください!

実践して気持ちいいと思ったら、この本を一読してみてください。

紹介しきれなかった有益な情報が詳しく書いてあります。

紙の本もありますし、Kindle版もあります。

熱刺激ってなに?

熱刺激は体の冷えを解消するのに役立ちます。

人間の平熱は36度から37度ですが、体の部位全てが24時間この体温を保っているわけではありません。

夏に脇の下から大量に汗が出るとか、

冬に手先や足先がかじかむとか皆さんも体験したことがあると思います。

これらの現象は、短時間で解消する事が多いですが、

病気や体の不調の原因となりうる部位ほど、日常生活では変化しないほど冷えて固まっています。

それを解消するのが熱刺激なのです。

熱刺激は濡らして温めたタオルで患部を「あつ気持ちいい」状態にする事です。

熱刺激を行うと患部は限界まで緊張した後に、もともとあった冷えによる筋肉の緊張まで緩みます。

こうして、局所的な冷えが解消されるのです。

熱刺激はアトピーに効くの?

大人アトピーの方は、冷え性の方が圧倒的に多いです。

私も、冬は外気温で、夏は冷房で、年がら年中冷えを感じています。

あまり冷えを感じない方でも、

体全体としては体温を保っているつもりでも、部分的に知らず知らずのうちに冷えています。

その冷えによって、血行不良が起こり、循環がうまくいかなくなった箇所に皮膚炎が出るのは、

よくある現象です。

さらに、この本の著者・井本さんはアトピー性皮膚炎の原因についてこのように書かれています。

「呼吸器を中心とした臓器が本来の機能を果たせなくなって血流の低下とともに皮膚の機能も低下し、栄養素や酸素が行き渡らなくなって生じる症状」

つまり皮膚の機能を回復させるには、血流の低下を解消しなければならないという事です。

そしてこうも書かれています。

「医療の発達とともに病名や症状名は細分化されましたが、体の中で起きている本当に解消すべき不具合は病名より圧倒的に少ない。」

そしてそれは、「体の部分的な冷え」である事が多いそうです。

それを解消できるのが、熱刺激なのです。

それでは熱刺激のやり方を紹介していきましょう。

熱刺激のやり方

熱刺激のやり方は、下記の通りです。

1 やや厚手のフェイスタオルの長辺を3つ折りにし、さらに2つ折りにする

2 濡らしたタオルを絞って電子レンジで1分〜1分半加熱する

3 熱すぎたら少し冷まし、気になる部分に3〜5分当てる

3 これを適宜(3〜5回まで)繰り返す

複雑な手順は何も要りません。

電子レンジ持っていない方は、蒸しタオルにしても、タオルをお湯に浸してもOKです。

タオルを患部に当ててあつ気持ちいくらいの温度にしてください。

そしてさらに

注意点が2点あります。

・1回に温めるのは3カ所までにすること

・1回やったら次にやるまで大人は8時間・子供は6時間空けること

この2つを守らないと、体が慣れてタオルの熱を刺激と捉えなくなります。

これらを踏まえると、1日に3回チャンスがあることになりますが、

お勤めしている方は朝晩の2回が可能な回数かと思います。

私は忙しい時は1日に1回とか2日に1回になりますがそれでも効果はあります。

抜群に効く!

私は飽き性で、明確なメリットがないと長続きしませんが、

そんな私でも続けられる理由が3つあります。

・かゆみが治まる

・皮膚炎の治りが早まる

・気持ちいいのでリラックスできる

1つ1つ解説していきます。

かゆみが治まる

アトピーはかゆみとの戦いです。

体を温めた方がいいのは皆さん100も承知でしょうが、

入浴などで体を温めると全身が痒くてたまらなくなります。

なので私は一時期、皮膚炎の悪化を承知で保冷剤をかゆいところに当てて、感覚を麻痺させてかゆみを抑えていました。

自分でも矛盾を抱えていて、かゆみが心底憎かったです。

ですがこの熱刺激は、温めるのにかゆみが取れます。

最初のうちは不思議でしたが、

何回も続けていくうちに温めた箇所の皮膚がぽかぽかと赤くなっていることに気づきました。

赤くなっているということは、血流が良くなったということです。

体が気持ちいいと感じる限界の熱さで温めたことによって、入浴よりも強力に血行が促されたのかもしれません。

そして、痒いところに溜まっていた毒素やかゆみを引き起こす物質が血液によって流れていったんだろうなと思っています。

皮膚炎の治りが早まる

初めのうちはかゆみを抑えるために熱刺激を行なっていましたが、

そうして続けているうちに、いつもより皮膚炎の治りがはやいことに気づきました。

温めて血流が良くなったことと、かゆみを抑えられるのでかいて悪化させる事が減ったからだと思います。

私は一時期ステロイド内服していたくらいひどいアトピーでしたが、

熱刺激をはじめ様々な生活習慣を改善していくことで、

内服薬をやめ、塗り薬も徐々にランクを落としていき、ウィーククラスのステロイドでも症状を抑えられるようになりました。

気持ちいいのでリラックスできる

熱刺激は効果もさながら、温めている時も抜群に気持ちいいです。

何かをしている時、それ自体に気持ちよさがないと、続けるのは難しいですよね。

整体やお灸や鍼治療をしたことがあるのですが、

痛すぎたり熱すぎたりして気持ちよさが感じられなかったので、

通わなくなってしまいました。

熱刺激はそれ自体が気持ちよくてリラックスできるので、

温めているだけで満足度100%ですし、

さらにかゆみや皮膚炎にも効くのでものすごく得した気分になります。

労力以上の効用があった時ってお得感半端ないです。

副作用もない

薬のように副作用がないところも、熱刺激のいいところです。

アトピーの方は薬の副作用について様々な形で実感しているでしょうからここでは語りませんが、

強い薬ほど一時的な症状の改善こそあれ、副作用が私たちを悩ませます。

しかしこの熱刺激は、副作用が見当たりません。

自分に行う時は、熱ければ反射的にタオルを離すので、火傷の心配もほとんどないと思います。

ただし、子供やお年寄りにやってあげる場合は、相手の反応をよくみて気をつける必要はあります。

こんないいことばかりで、逆に信じられないという方がいるかもしれません。

参考までに私が今まで感じたデメリットは、

1度にたくさん当てたいところがあるのに3か所までしか当てられない事と、

外出先での実践が難しい事です。

これは1日に3回できれば合計9カ所に当てられますし、

外出先のかゆみ対策はかっさが便利です。

かゆみをしずめる
我慢できないかゆみを、肌を傷つけずに鎮める方法 こんにちは! アトピー歴20年以上、完治に向けて取組み中のるんです。 今回はアトピーの方全員を悩ませるかゆみへの対処法を紹...

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

熱刺激は家にあるもので簡単にできて効果も抜群なので

まずはかゆいところに試してみてください。

本書には1カ所温めるだけで全身に効いていく温めのツボなども紹介されています。

またアトピーだけでなく、頭痛・腰痛・肩こり・かぜ・がん・花粉症や喘息にも効くので、

自分だけでなく家族の不調も癒してあげることができます。

私の夫は蚊に刺されるとよく熱刺激をしています。

かゆみが一瞬で治まるみたいです。

気になった方は一読を強くお勧めします。

以上、『【アトピーの新しい改善法】熱刺激やったらかゆみも皮膚炎も良くなるよ』でした。