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「今年絶対に宅建に受かりたい人」だけ読んでください【タキザワ宅建予備校をレビュー】

こんにちは! るんです。

今回は私が宅建を取得する時に使った講座を紹介します。

私は『タキザワ宅建予備校』を選んで受験勉強をしてきました。

その結果、合格点+5点の余裕を持って合格することができました!!

なぜこの教材を選んだのか、使い勝手はどうだったかなど

詳しく解説しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

タキザワ宅建予備校を選んだ理由

宅建を受けようと決めた時に、絶対に1回で受かりたかったので、予備校に通うことを考えました。

そして予備校のお試し授業動画を片っ端から見て回りました。

TAC、LEC、大原などなど…

その結果何がわかったかと言うと、解説講義はみんな似たり寄ったりだと言うことです。

なので違う観点からもう一度調べました。

私が何を重視していたかと言うと、

・やる気がない時でも通える立地か

(教室に着いてしまえば勉強するしかないため)

・時間割は融通が効くか

(やる気にムラがあるため)

・受験当日まで教材を浮気せずに使い続けられるか

(浮気すると非効率だと思っていたため)

・かといって教材が膨大すぎないか

(見ただけで挫折してしまうため)

・移動中や隙間時間でも勉強可能か

(やる気は風のように気まぐれなため)

と、色々ありましたが、

一番重要視していたのは、

・過去問に沿って勉強できるかどうか

でした。

 

実は私が5年ほど前に1回宅建を受けた事があります。

その時は、分厚いテキストを本屋で買って、通勤時間にテキストを読んだだけで試験を受けました。

もちろん受かろうとは思っていません。

過去問は解いていません。

ほぼ記念受験です。

そしてあっけなく落ちました。

その後、宅建を受けたことを知人に話していたら、周りに実は宅建に合格している人が何人かいることに気づきました。

その人たちが言っていることの共通点は、「過去問を繰り返せば必ず受かる」と言うものでした。

なので、「よくわかんないけど過去問をどんどん解いていくことが合格への近道なんだ」と思うようになりました。

ですので、合格を狙いに行った今回は、

「いかに飽きずに過去問を繰り返せるか」と言う観点でスクールを探しました。

 

結果的に、通学するタイプの予備校ではなかったものの

学習の初期からレベルに合わせて過去問を繰り返せる『タキザワ宅建予備校』を選びました。

タキザワ宅建予備校の活用法

「宅建士基本テキスト タキザワ講義付き。」というテキストと、

「宅建合格フルセット」という問題集と解説講義がセットになっているものを購入しました。

 

タキザワ宅建予備校はWEB版とテキスト版がありますが、

その時はなぜか製本版だけ楽天で購入できる仕様になっていました。

当時楽天市場ポイントを使用したかった私は、

深く考えず楽天で製本版を購入しました。

その後iPadで勉強する方が効率的だということに気づき、iPadにテキストデータを全て取り込む羽目になったので、WEB版を購入しておけばよかったと激しく後悔することになるのですが……。

 

※2022年度の講座から月額制がスタートしましたが、私が教材を買った時はWEB版も一括での買い切りでした。

 

WEB版は、問題集と解説がPDFファイルで届き、専用のサイトにログインして講義動画を閲覧できるようになっています。

製本版は、問題集と解説は製本されて、講義動画はDVDになった状態で佐川急便でスケジュールに沿って届きます。

製本版は全て届くと、かなりの量になります。

 

なぜiPadを勉強に使用し始めたかというと、

カフェや図書館で勉強する時に、複数のテキストを持っていくよりも、iPad1枚の方が軽いのです。

それで、今まであまり使っていなかったiPadを引っ張り出してきて使うことにしました。

 

iPadで使ったのはGoodNotes5というアプリ。

PDFを読み込んで表示し、その上に書き込みもできるので、

紙のテキストに書き込んだり、マーカーを引いたりするのと同じような感覚でノートが取れます。

 

しかも、いちど読み込んだPDFは複製できるため、過去問を何度も繰り返すのにものすごく重宝します。

紙のテキストだと一度答えを書き込んだらもう使えなくなってしまうので、テキストとは別にまたノートを用意する必要がありますが、GoodNotes 5を使えばそんなこともないので快適です。

 

それと、DVDに入っている講座動画はデータを取り出してスマホに入れてPlayerGearというアプリで再生していました。

PlayerGearは再生速度を0.1倍速から10倍速まで0.1刻みで自由に変えて再生できるため、勉強時間の短縮になります。

私は1.6倍速〜1.8倍で再生して視聴していました。

 

全体の学習時間は、正確ではないですが、

iPadのスクリーンタイムを見返すと300時間〜350時間でした。

4月に教材を買って5月からパラパラ見始め、7月中旬から本腰を入れ始めたという感じです。

 

私の学習の流れは下記の通りです。

【学習の流れ】

⒈ 基本講座(動画とテキスト)で章ごとに知識を理解する。

その後肢別過去問演習をすぐに行う。これを全範囲2周する。

⒉ 選択肢別過去問演習を1周する。(これで選択肢ベースアップ過去問演習は計3周)

⒊ 年度別過去問を3周する。

⒋ 3が1周終わったあたりから、『改正民法演習』『法改正対策』『重要ポイント総まくり講座』をこなす。

⒌『重要ポイント総まくり講座』は赤シートを使って覚えるまで繰り返す。

⒍『統計対策』と『直前予想講座』を片付ける。

⒎ 試験当日

・直前1ヶ月は4、5、6を並行してこなしていました。

・教材購入時は民法ブラッシュアップ講座が入っているフルセットを選択しましたが、

結局最後まで民法ブラッシュアップ講座は使いませんでした。

なぜ予想問題ではなく過去問で勉強するのがいいのか

「なぜ宅建の試験勉強は予想問題ではなく過去問を使った方がいいの?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それは次の理由からです。

・無駄な知識を覚えないため

・本試験の出題者の意図を理解するため

・本試験の出題傾向を骨の髄まで染み込ませるため

1つずつ見ていきましょう。

無駄な知識を覚えないため

宅建は、民法を含むと出題範囲は広いですが、

毎年の試験に繰り返し出題されている重要な箇所は限られています。

過去問をやっていれば自ずとその重要箇所がわかってきますのでそれを重点的に覚えていくのが、効率がいいです。

予想問題はその性質上、本試験と同じ問題を出せません。

過去問に似せてはいますが、過去問のベースとなっている知識からちょっとそれた知識を出してきたりします。

ひととおり重要箇所を完璧に覚えて、45点以上の高得点で合格することを目標に勉強しているのであれば周辺知識を広げていく意味でやってもいいとは思いますが、

過去問を1周しかやってないのに、予想問題に手を出すのはやめましょう。

余計な周辺知識のせいで、重要な知識の定着がおろそかになり、効率が悪いです。

本試験の出題者の意図を理解するため

宅建の本試験は一般財団法人不動産適正取引推進機構という団体の担当者が作っています。

この団体の目的は、

「不動産取引に関する紛争の未然防止を図るとともに、

適正かつ迅速な処理を推進して、

消費者の保護と宅地建物取引業の健全な発展に寄与すること」

(引用:https://www.retio.or.jp/outline/index.html

です。

この目的を果たすために、毎年試験問題を作っているわけです。

上記の目的を果たせる人に試験に合格して欲しいのです。

とすると、法律の改正を除けば、試験で聞きたいことは毎年同じです。

「『紛争の未然防止』

『適正かつ迅速な処理』

『消費者の保護』

この3つができるような知識を身につけてね」

ということです。

これが

「今までの常識になかった新しいものを作る人を選抜する試験」だったら、

(仮にそんな試験が存在したらですが)

毎回、過去問とは違った趣旨の問題が出題されると思いますが、

宅建は上の3つの目的を毎年安定的に果たせればいいのです。

過去問は本試験の寄せ集めですから、

基本的に正解して欲しい問題は全てこの目的の上に成り立っています。

対して予想問題は、予備校の担当者が作っているのだろうと思いますが、

予備校は一般財団法人不動産適正取引推進機構とは別団体なので、

予備校の問題作成者は『利用者を合格させるため』に問題を作っています。

両者の目的が違うので、本試験の出題者の目的にあった問題に慣れていた方が

スムーズに本試験を乗り切ることができます。

本試験の出題傾向を骨の髄まで染み込ませるため

予想問題でも、宅建試験の範囲の知識を確認していくことはできます。

しかし、残念ながら予想問題でできないこともあります。

前述した通り、本試験の出題者と予想問題の出題者の問題作成の目的が違うためです。

本試験で問われる知識の深さはどの程度か。

本試験で出題者がひっかけてくるのはどこか。

本試験で4択のうち、わからなくてもいい1択はどれか。

このようなことは、過去問を地道に何周もして体得していくか、

過去問を徹底的に分析した教材を使って勉強するかしないと身につきません。

以上の理由から、過去問が徹底的に分析されていそうなタキザワ宅建予備校を選びました。8

タキザワ宅建予備校の使い勝手

はじめのほうは、1章ずつ講義動画を見てテキストにマーカーを引き、

その後に肢別過去問演習を繰り返しました。

この肢別過去問演習が秀逸で、これがタキザワ宅建予備校の目玉だと思っています。

まだ4択の過去問を読んでも解くことが難しい学習初期でも過去問に触れながら基本講義の復習ができるようになっています。民放ブラッシュアップ講座が使えませんでした。

基本テキストからいきなり4択を解くと挫折の道へまっしぐらなのですが、

この肢別過去問があることで、4択過去問を解く準備を整えてくれます。

これが私にとってものすごく良かったです。

1周目だと肢別過去問演習でも意味不明な問題もありますが、

そこは解説動画で補完しつつ、何回か繰り返していくうちに理解できていきます。

 

肢別過去問演習は、過去問の中でも重要度の低い問題は省いてあるので、

初めのうちはテキストに書いていることだけ問題演習していて迷宮に迷い込まないですみますし、

学習が進んでいって年度別過去問を解くようになると、○×がわからなくても良い選択肢がわかるようになります。

宅建の試験は4択問題ですが、4つとも解けなければいけないわけではなく、

そのうちの3つに正確に○×がつけられれば、正解を導き出せます。

 

試験当日は1問あたりにかけられる時間は約2分です。

難しい選択肢に時間をとられているとあっという間にタイムオーバーになってしまいます。

そんな中、○×がわからなくても良い=難しい選択肢がわかると、落ち着いて答えを導き出せるようになります。

 

はじめは、挫折防止のためのステップだと思っていましたが、

肢別過去問演習でいつの間にかそのような力も身に付けることができていました。

どんな人にタキザワ宅建予備校が向いているか

どんな教材にも向き不向きがありますが、

タキザワ宅建予備校がどんな人に向いているのでしょうか。

 

【タキザワ宅建予備校が向いている人】

・今年絶対合格しようと思っている人

・テキストだけでは理解が不安な人

・無駄なことを覚えたくない人

・法律の勉強が初めてで独特の言い回しに免疫がない人

・1人でも学習を進めていける人

・勉強時間の半分以上は机で勉強でできる人

・スマホを持っている人(タブレットを持っているとさらに捗る)

 

1つずつ見ていきましょう。

今年絶対合格しようと思っている人

通信講座なので、モチベーション管理は自分でやる必要があります。

なので、「今年受かるぞ!」という意気込みと覚悟のある人にとって、

勉強の無駄な迷いを省いてくれるタキザワ宅建予備校は、

合格まで導いてくれる最高の教材です。

逆に、他人にお尻を叩いてもらいたい人は、通学型の大原とかTACとかを利用したほうがいいと思います。

テキストだけでは理解が不安な人

人間には様々なタイプがいて、視覚が優位な人もいれば、聴覚が優位な人もいます。

そして義務教育から講義型の授業を受けているので、

授業を聞けばすんなり理解できることでも、テキストだけ読んでいると難しくて理解できないという人は多いのではないかと思います。

(まさに私のことです。)

タキザワ宅建予備校は基本テキストにも、問題集にも動画の解説が付いているので、難しくて理解できないという挫折を避けることができます。

無駄なことを覚えたくない人

宅建は国家試験の中では難易度は易しいですが、『重要な知識を正確に』覚えていないと落ちます。

問題形式が4択だからといって、『ざっくりなんとなく』の知識では受かりません。

それは、前述した通り、宅建の4択は実質3択であり、わかるべき3択があやふやだと途端に太刀打ち出来なくなるからです。

『重要な知識を正確に』頭に詰め込ためには、

たとえ過去問に出ていようとも、無駄な(分からなくてもいい1択の)知識を覚えている暇はありません。

タキザワ宅建予備校は分からなくてもいい選択肢は「分からなくていい」と動画講義の中で解説してくれているので、

安心して覚えなくてもいい知識を捨てることができます。

法律の勉強が初めてで独特の言い回しに免疫がない人

法律に使われている言い回しは独特で、

日本語とは別の言語なのではないかと感じるほどです。

・法学部出身

・法律系の資格を取得したことがある

上の2つに当てはまらない人は、外国語を学習する気持ちでいた方が良いです。

外国語をテキストだけを読んで学習していくのは、本当に骨の折れる作業です。

なので、どMで時間がたっぷりある人以外は講義動画をうまく使っていくことをオススメします。

1人でも学習を進めていける人

タキザワ宅建予備校は通信講座なので、

まわりに受験仲間がいない限り、1人で勉強することが前提です。

ですので、自分のモチベーションを管理できる人に 向いています。

モチベーションが下がる原因はたくさんありますが、

・テキストに書いてあることが わからない

・問題が難しすぎて全く歯が立たない

・この勉強法で本当にあっているのか不安

といったモチベーションを削ぐ要素はタキザワ宅建予備校が潰してくれていますので、

やることは前を向いて進むだけです。

私はすぐ飽きるほうなので、9月に入るまでは1日やって2日休むみたいなことも多かったですが、

なんとかあの手この手で自分のご機嫌をとって勉強を進めました。

(教材費よりも、自分のご機嫌を取るためにかかった金額の方が大きいかもしれない……。)

スマホを持っている人(タブレットを持っているとさらに捗る)

基本講座から動画講義があり、Youtubeで見ることができるのでスマホ・タブレット・PCのどれか1つは必須です。

その中でも、スマホが一番手軽なのではないでしょうか。

さらにタブレットとタブレット用のペンが1つあると、問題集をPDFで開いて直接書き込むことができるので勉強が捗ります。

iPadの方はGoodNotes5、Androidタブレットの方はNoteshelfというアプリを入れて、全ての問題集のPDFデータをそこにつっこみます。

その後、アプリ内で原本からコピーした問題集で、普通に紙とペンを使うように問題集に書き込みをして使います。

こうすると問題集を何周も回すときに、まっさらな問題集が何度でも一瞬でコピーできるので楽です。

 

私はスマホで動画を見つつ、テキストを開き、iPadで問題集を解くという使い方をしていました。

ちなみにテキストは分厚くて重くて、持っただけで心が折れるので、

科目ごとに背表紙にハサミを入れて、クリアファイルの表紙と裏表紙をくっつけて、

勝手に分冊版にして使っていました。

 

!!!写真

併用していた勉強道具

タキザワ宅建予備校の教材の他にも、宅建勉強に使用していたツールを紹介します。

・スマホ

・iPad

・iPad用ペン

・アプリ『GoodNotes5』

・アプリ『PlayerGear』

 

詳しくはこちらの記事をお読みください。

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まとめ

タキザワ宅建予備校は、学習の初期から過去問に沿って勉強できるので、

無駄がなくて本当におすすめです。

「今年宅建受かりたい!」って方はぜひ使ってみてください!

以上、『「今年絶対に宅建に受かりたい人」だけ読んでください【タキザワ宅建予備校をレビュー】』でした。