まず、このタイトルに引かれてクリックしてしまったあなた。

おめでとうございます!

私の彼氏と同じタイプです!

つまり、あなたの彼女は私と同じ境遇に置かれて苦しんでいます。

彼女の言い分を心して聞いてください(何様)

 

これから彼氏にプロポーズしてもらった彼女、つまり婚約者と言う立場から婚約指輪の価値について主観マシマシで語ります。

結論を先に言ってしまうと、

婚約指輪は買った方がいい!!

オルカンやS&P500よりも高い利率を弾き出すぞ!!という話です。

プロポーズの予兆

3ヶ月前、彼はこう聞きました。

「指輪パカって憧れる?」

お!プロポーズ秒読みか?!ついにこの時が!

「憧れるけど…もらえるなら自分で選びたい。」

私は婚約記念品としてネックレスが欲しかったのでそう答えました。

(そういう希望を持っている女性がまだ少数派なので、ここでは婚約指輪で統一します)

そして少しの会話の後、婚約指輪は時期を見て2人で探すことになりました。

 

そしてその2ヶ月後、彼は式場併設ホテルのチャペルを貸し切って、バラの花束でプロポーズしてくれました。

昭和レトロな居酒屋が好きで、オシャレなところに行くと「眩しすぎて目が潰れる…」とよく言っている彼。

そんな彼がこんな場所を選ぶなんて!!

しかもサプライズで1泊予約してあるだと?!

皮膚が弱い私のお泊まりセットは全部持って来ているだと?!

嬉しくて嬉しくてたまらん!

という素敵なプロポーズでした。

 

素敵なプロポーズを覆す彼の一言とは

そしてその数週間後の彼の家泊の日、私がお風呂から出ると、彼はExcelで結婚関連の費用がいくらかかるか試算していました。堅実でなにより。

そして、はじき出された金額は300万円。

「高い…高すぎる…」と彼は驚愕していました。

(引っ越し・両家挨拶・結婚指輪・婚約指輪・フォトウエディング・新婚旅行の費用を足した。それでも結婚式はやらないので抑えめなはず。)

 

彼がこの金額を払っても、十分に貯蓄は残ります。

しかも、私も支払う気でいます。(しかしそれを伝えても彼は自分で全額払う気でいる)

それでも、今までコツコツと貯めてきた彼には目がくらむような金額だったようです。そういう高額の支払いをしたことがなかったからでしょう。

そこからはいかに出費を削ろうか、思考を巡らせているようで、

その日の寝る間際も、翌日の朝も、

「婚約指輪って高い!」

「結婚指輪ですらこんなにするの?!」

「新婚旅行はどうしても行かないとダメ?」

と口を開くごとにそればっかり。

夜のうちはまだ、ただ単に彼は衝撃が強すぎて、感想を何回も述べているだけで、別に悪気がないんだと思えました。

でも、朝になってもそれを言っている姿を見て、もうげっそり。悲しくて、悲しくて仕方がなくなりました。

何回も繰り返されることによって、私の頭の中では

「こんな大金払うぐらいならプロポーズしなければよかった。1人でいたほうがマシかもしれない。」

「あなたといる価値は300万円に見合わない(=現金300万円の方が価値が高い)」

と言うふうに聞こえたのです。

あんなに素敵なプロポーズをしてくれたのに!

 

ジュエリーは自分でも買えるのに

ひととおり悲しみにくれた後、この悲しみの正体は何なのか言語化してみることにしました。

だって、彼に指輪やネックレスをねだらなくても、私は自分の働いて貯めたお金で買えるのです。実際に買ったこともあります。

彼からもらえなくても、自分で欲しいものを買えば、そこに残るものは同等のジュエリーです。ジュエリーをただの金属片だと思っている彼の価値観など全く気にせずお買い物した方が快適かもしれません。

それでも彼から貰いたいと思っている。

しかも私は今、特定の欲しいジュエリーがあるわけでもない。そもそも趣味がハンドメイドなので、シンプルなアクセサリーなら自作できるのです。

それをわざわざ欲しいものを探してまで買うなんて正気の沙汰でしょうか?

ただでさえ挨拶、顔合わせ、引っ越しで大金が飛んでいくこのタイミングで?!

頭ではわかってる。でも、そういう風に気持ちを切り替えようとしても、どうしてもモヤモヤが残りました。

婚約指輪はトリガーに過ぎない

多分、贈られたという事実にこそ意味がある。

贈られたことによって、自分で買ったのでは補えない成分が摂取できる。

おそらくそれは、今、この時点で、私が彼に大切にされていると言う事実の結晶なのです。

そして、これからも大切にしてくれるであろうと言う安心の材料でもあります。

あなたの彼女はダイヤモンドが欲しいのではありません。本質的には大切にされたいだけなのです。

わざわざそこに高いお金を払わなくても…

それなら大枚叩いて婚約指輪を買わなくても、もっと別のささやかな方法がいくらでもあるじゃないか。しかも俺はずっと彼女を大切にしているし、これからももちろんずっと大切にする。

そこにわざわざ婚約指輪を介入させる必要があるか?

こう思ったのではないでしょうか。

ですが、幼少期から育まれたイメージがそれを阻みます。

女性は、それはそれは小さい頃からお母さんや身近な女性の婚約指輪や、メディアの中でのそれを見ています。

また、王子様とお姫様が出てくる寓話に触れて育っています。

そこでは王子様はお姫様に何かしらキラキラしたものを贈っています。

大人になるまで20年30年、それを見て育つと何が起こるでしょうか?

「婚約指輪=愛され大切にされた自分の幸せの象徴」

この図式が、心の奥底にこびりつくようになるのです。困りましたね。私も自分のことながら困っています。どうしたもんか…。

 

ダイヤモンドの価値は、マーケティングの産物

「マーケティングになんて踊らされず、適切に合理的に判断したい」

あなたがそう考え始めた20年も30年も前、それこそマーケティングなんて言葉知らなかった頃から、女性は自然にそれに触れて育っています。

もうね、熟成具合が全然違うんです。

 

初めてマクドナルドでハンバーガーを食べた日のことを覚えていますか?

覚えてませんよね?

でも多くの人の心には「子供の頃、マクドナルドに行って楽しかった」と言う思い出が記憶されています。

それと同じで、熟成に熟成を重ねたら、何が影響してそうなっているかなんてもうわからない。

でも、それ1つが自分の人生の判断に影響するくらいには、婚約指輪は大事なものなんです。

年利10%以上成長する婚約指輪

それをね、高いからといってケチろうとしたり贈ること自体をなくそうとしたら

「これから一生涯、一緒にいる人に私の価値は届いていない。(=そんな人と一緒にいられない)」

と、彼女が感じても、何ら不思議ではないんですよ。

だから、婚約指輪というシロモノはとても慎重に扱う必要があります。

ただの石ころがついた価値が全くわからないような指輪に6桁もの金額を払うわけではないのです。

(年収7桁のサラリーマンに7桁以上の指輪が欲しいと言って聞かない彼女をお持ちの方はまた別問題なので管轄外です。)

これから一生涯、辛くて苦しい時も、「それでも私は大切にされてきた」という彼女の記憶を作るための金額なのです。

人によって予算は様々だと思いますが、彼女の前でケチるような素振りを見せてはいけません。

これは絶対です。いいですね?

予算は、あなたがジュエリーショップの店員さんと結託することでだいたいあなたの希望に合わせることができます。

もしくは結婚にかかるトータルの費用を彼女と話し合い、一緒に優先順位をつけるのでもいいでしょう。

 

そして彼女と楽しくショッピングをして、一緒に迷い、悩み、「一生懸命私の希望を叶えようとしてくれた」という思いを植え付けてください。

・あなたが婚約指輪を送りたいと思った事実

・彼女に寄り添って希望を叶えようとした思い出

・大切にされているという実感

・これからも大切にしてくれるだろうという安心感

目には見えないけれども、これらは結婚生活を送る上でものすごく大切です。

事あるごとにその指輪を見て暖かい気持ちになるであろう彼女と、

指輪のない指(もしくは尊重されなかった思い出が載っている指輪)を見て悲しい気持ちになるであろう彼女。

どちらの彼女と今後長期間過ごしていきたいですか?

その想いはこれから一生涯、彼女の中で複利をきかせながら大きくなっていくでしょう。

プラスのリターンが約束されている指輪を彼女に贈ってあげて下さい。

それが呼び水となり、あなたは、資本主義の荒波の中でも、健やかで幸せな結婚生活を送っていけることでしょう。

ご清聴ありがとうございました。